1948年(昭和23年)に国定史跡に、2021年(令和3年)7月に日本遺産の構成文化財に追加認定されました。
別名「二上(ふたかみ)山廃寺跡」でもあります。
大きな岩を大小2か所くりぬいて作られており、大きいほうは幅7.6m、高さ6.14m、奥行き4.5mの規模。
左の壁には三尊像が彫刻されていますが、風化により大部分が剥がれ、仏像の姿をハッキリと目視することが出来なくなっている。
岩屋が出来た時期や関わった人物、造られた経緯については、残念ながら何も記録や文献が残されておらず不明です。
岩屋やその周辺より出土した遺物の年代から、少なくとも奈良時代前半には作られたのではないかと見られているが、推測の域を出ない。