5月 24, 2023
バイクライドの経験を積めば積むほど、難易度の高いトレイルにも対応できるようになり、下り坂を滑走するときの自信も高まるもの。komootを使ったルート計画も同様です。komootには便利な機能がたくさんありますが、まずはアプリを使う経験を重ね、komootコミュニティを活用しましょう。そうすることで、マウンテンバイクのルート計画に役立つ機能の活用方法を発見でき、ルート計画の段階でも、実際にトレイルを走っているときも、充実したエクスペリエンスを得られるようになります。
ここでは、短時間でコツを習得し、すぐに理想のMTBルートを計画できるようになるために役立つヒントをご紹介します。
ルートの推奨進行方向を示す矢印に注目する シングルトラックを進むときは、上るのではなく下るのが理想的です。そのため、komootで上り坂のMTBルートを作成すると、上りのライドには緩やかな勾配の砂利の防火帯など優先され、下りのライドにはより急で難易度の高いシングルトラックが優先されます。ルート計画時にスポーツの種類としてマウンテンバイクを選択する際は、ルート線に注目してください。小さな矢印は進行方向を表しています。方向を反転すると、長く辛い上り坂になるだけでなく、坂の上から猛スピードで走ってくるMTBライダーに遭遇してしまう危険性もあります。
ルートプランナーでスポーツの種類を切り替えてみる スリリングなダウンヒルに興味があり、近くに適した地形がある場合、エンデューロ(MTB)設定がおすすめです。それよりも少し落ち着いたシングルトラックアドベンチャーをお探しなら、マウンテンバイク設定を試してみましょう。ただし、例えばフレンチアルプスとオランダでは地形が異なるように、お住いのエリアによってエンデューロとマウンテンバイクではルート作成の結果が異なるので、スポーツの種類のオプションをいろいろ試してみることをおすすめします。同様に、山の中を走りたいけどスリルがありすぎるのは苦手、という場合は、グラベルライド設定を選んでみましょう。希望にぴったりのダブルトラックのルートや、スムーズに走れるシングルトラックのルートなどが見つかるはずです。
トレイルビューを利用してルートの最新の写真を確認する komootのガイドを見れば地図記号やトレイルの種類の概要は理解できますが、「自分の目で」ルートをチェックしたい場合には、トレイルビューが便利です。komootユーザーが提供したトレイルの写真がマップに表示されるので、計画したエンデューロ(MTB)トレイルが自分のスキルで安全に行けるかどうかを事前に判断できます。komoot.comでルートを計画する際は、マップ画面の左下に小さく表示されている四角い[マップ]要素をクリックして、マップのレイヤーを利用します。
違う種類のスポーツのハイライトも参考にする コミュニティがおすすめする「ハイライト」はマップ上に赤い丸印で表示されます。ハイライトはスポーツ別にまとめられていますが、同じ自転車のオプションなら、違う種類のスポーツ向けのハイライトを選んでも問題はないはずです。好きなスポーツが違っても、絶景の情報や、おいしいコーヒーやケーキの情報は誰にでも役立つからです。ただし、ハイキングやランニング向けのハイライトを参照する場合は、そのエリアで自転車走行が許可されていることを事前に確認しましょう。
マップ表示で青色のルート線を非表示にして、舗装状態やSTSグレーディングを確認する komootのルートプランナーで計画したルートはマップ上に青色の線で表示されるのでとても便利ですが、マップでズームインしてSTSグレーディングを見たいときなど、ルート線が邪魔になることもあります。ウェブまたはAndroidをお使いの場合は、一時的に線を非表示にできます。「目」のアイコンをクリックするか、キーボードの[M]キーを押すと、ルート線で隠れていたトレイルを見ることができます。
想定外の問題や障害を避けるため、ルート警告は必ず確認する 季節によるルート閉鎖や通行規制、国立公園での行動規範、ハイキング客との衝突といった想定外の問題を避けるには、ルート計画時に表示されるルート警告に注意を払いましょう。ルート警告が表示されたときは必ず警告内容を確認してください。そして、ルート内容を見直しながら、警告が自分の計画に影響するかどうかを確認しましょう。例えば、トレイルの一部のセクションでマウンテンバイクの通行が禁止されていたり、トレイルが全面通行禁止となっていたりする場合などあるかもしれません。
役に立つヒントがありましたか?komootのルートプランナーにアクセスして、ここでご紹介したヒントを参考にしながら新しいマウンテンバイクツアーを計画してみましょう。