12月 6, 2023
インターネットには、役に立たない非現実的なアドバイスがそこかしこにあふれています。そして実はkomootチームも、実用的とはいえないアドバイスを提案するのは大得意です。利点をあげるなら、どれもクスっと笑える楽しいアドバイスだという点でしょう。いつもは豊富なアウトドア知識を活かした役立つアイデアを紹介するkomootチームですが、今回の記事では、チームメンバーの「独創的な」アイデアに注目することにしました。それでは、外に出たくない季節でもアウトドアを楽しむための「斜め上のアドバイス」を見ていきましょう。
家が狭い。ライフスタイルに合わない。犬アレルギーがある。単に犬が嫌い。犬を飼わない人にはそれなりの理由があります。でも犬は外で遊べないと、飼い主の大切なスリッパを噛んだり、カーペットにおしっこしたり、悲しげな大きな瞳で見つめて飼い主が罪悪感を感じるようにしたりもします。つまり、犬を飼えば、どんなに家にこもっていたいときでも、少なくとも1日に1回はお散歩のために外に出かけることになるはずです。
なんとなく気分が乗らないときに、外に出るための動機付けとして、移動中に聴くポッドキャストや元気が出るプレイリストを用意する人も多いと思います(いったん外に出てしまえば楽しめるのは分かっていても、出たくないときもあるものです)。特に冬になると、外に出たくない気持ちは強くなりがちで、ポッドキャストやオーディオブックはお家でリラックスして聞いたほうが理にかなっているように思われます。komootチームからの役に立つヒントは、「家の中をうるさくする」です。子供のテンションを上げたり、家電をすべて同時にオンにしてみたり。そんな騒音の中に比べたら、冬の冷たい空気を感じながらオーディオブックをお供にウォーキングやランニングをすることが、ずっと魅力的に思えるはずです。
これは、通常のパーソナルトレーナーやコーチと基本的には同じで、冬の間、週に数回一緒に外で運動することを約束する、というものです。でもこのアドバイスのポイントは厳しいペナルティを設けること。アウトドア仲間と約束をして、守れなかった場合の罰金を決めておきます。どちらかがアウトドアに出かける約束を破ったら、相手に罰金を払わなければなりません(気軽に払えないくらい高い金額に設定するとより効果的です)。
このアドバイスが実用的といえるかは、正直微妙なところです。職場環境やアウトドアスポーツによっては、上司やクライアントにダメ出しをされる可能性もありますが、論理的にはスマートなアイデアです。ヘルメットとサイクリング用ビブショーツ姿で会議に出席したら、周囲から変な目で見られるかもしれません。それでも、太陽が30分間だけ顔を出したその隙に、デスクからたった2分で冬のサイクリングを開始できるのですから、たとえ笑われても試す価値はあるでしょう。
犬が逃げてしまい、面白いオーディオブックが見つからず、友達にペナルティを払うお金がなく、さらにアウトドア風ビジネスウェアを上司が認めてくれなかったら...?komootのアナリティクスチームが考える最後の切り札の出番です。それはずばり、「冬を避ける」という選択肢。
地球の反対側に移住するのは確かに難しく、お金もかかりますが、ショーツとTシャツだけで冒険できるのは魅力的なはずです。
ユーモアセンスがあるのはkomootチームだけではありません。komootユーザーが投稿した面白いハイライトをまとめた「大自然で見つけた思わず笑ってしまうkomootハイライト」もぜひご覧ください。