10月 11, 2023
ルートの計画は完了。行動食も忘れずにパッキングして、トレイルのスタート地点に到着。ここからアクティビティの開始となりますが、komootの役目はこれでお終いではありません。実はkomootには、アクティビティ中に役に立つナビゲーション機能が多数搭載されています。今回は、そのような機能があることを知らなかった方のために、また、機能自体は知っていても使い方がよくわからないという方のために、komootの便利なナビゲーション機能や使い方のヒントを4つご紹介します。
概要:その名の通り、この機能ではkomootのガイド(デバイス設定で女性または男性の音声に切り替え可能)により音声でナビゲーションが行われます。曲がるポイントに近づく際や誤ってルートから外れてしまった場合に注意してくれるので、マップ上の青色のラインを確認しなくても、ハンズフリーで進むことができます。
活用方法:ツアーのスタート前にオンにしておけば、音声ナビの使用準備は完了です。これで、ルートを外れないように常にマップとにらめっこする必要がなくなり、美しい風景を満喫しながらアドベンチャーを楽しむことができます。
概要:機内モードはkomootアプリの機能ではなく、お使いのスマホ上の設定です。機内モードでkomootのナビゲーションを使用することで、電池の消耗を抑えることができるので、特に長時間のアクティビティに役立ちます。
活用方法:計画したツアーを保存する際に、「オフライン用に保存」を選択しておきましょう。そしてトレイルやルートのスタート地点に到着したら、ルートのナビゲーションを開始する前に機内モードをオンにします。こうすることでスマホを実質GPSデバイスとして使用できるので、データの処理や電波を拾うために電池が消耗されることがなくなります。
概要:ルート上を移動中に、現在地の標高データがリアルタイム更新されます。
活用方法:ナビゲーション実行中にスマホの画面を左スワイプすると、ルートの標高データが表示されます。赤い点がルート上の現在地を示し、最初の登りの麓にいるのか、もしくは最後の登りの最高地点にいるのかなどを確認できます。もう一度スワイプをするとルート完了までの残り距離と推定所要時間を見ることもできます。このまま進み続けるか、その場でルート修正するかを決める際の参考にしましょう。
概要:ツアー途中でもルートの修正が行えます。
活用方法:次のようなシナリオを想定してみましょう——標高データを確認してみると、現在地はまだまだ最初の登り道の中間地点。それなのに、十分に行動食を詰めていないことに気づいてしまった。足には疲れが溜まり、ツアーの同行者たちも元気がない。つまり、新たなプランが必要とされている状況。そういった場合には機内モードをオフにして、その場でルートの修正を行うことができます(電波が入る場所であることを想定)。ツアーの終了地点をハイライトやPOI(関心地点)に変更したり、最短距離でツアーのスタート地点へと戻るようにルートを修正したりしてみましょう。例えばツーリングのルートであれば、サイクリストにぴったりの美味しいケーキのあるカフェなどにルートの終了地点を変更するのはいかがでしょうか。
komootの活用方法をもっと知りたい場合には、こちらの記事もご覧ください。
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